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MBR(膜分離活性汚泥法)システム

生物処理に中空糸膜を組み合わせ、処理水の高度化、省スペースを実現しました。

  • MBR(膜分離活性汚泥法)システム
  • PMBR(パッケージ型膜分離活性汚泥法)

MBR(膜分離活性汚泥法)システム

MBRとは膜分離活性汚泥法(Membrane Bioreactor)の略称で、固液分離に「膜」を使用する活性汚泥法のことです。MBRには浸漬型と槽外型があり、浸漬型MBRには、好気槽内に膜ユニットを浸漬し、好気槽内に膜を浸漬させた一体型と、反応槽外の槽(膜分離槽)に膜を浸漬させた別置型があります。当社の下水処理向けMBRシステムは浸漬型で、極小から大規模までの全ての処理規模に対応し、また、新設、改築、高機能化等の多様な目的にも対応可能です。設計条件によって一体型、別置型を選定し、最適なシステムを構築可能です。

特長
  • 高度な処理水質
  • 処理水の多目的活用
  • 維持管理が容易
  • 省スペースを実現
  • 既設への柔軟対応
  • トータルコストの低減

膜分離槽別置型MBRのシステム構成例

膜分離槽別置型MBRのシステム構成例

膜分離技術導入への経緯

当社の膜分離活性汚泥法(MBR)への取組みは、平成元年、し尿処理分野での開発が最初でした。開発当初は内圧式チューブラー膜でしたが、その後各種の膜がメーカーにより開発され、当社はそれを適用開発してきました。し尿処理での実績では内圧式チューブラー膜を始め、回転平膜、横型浸漬中空糸、浸漬平膜等の採用実績があります。また、民間での廃水処理においても平成16年頃、MBRの適用開発を行い、現在まで浸漬平膜、浸漬中空糸膜の実績があります。下水処理では日本下水道事業団と共同研究(平成18年10月〜平成21年3月)を行い、栃木県真岡市のJS技術開発実験センター内実験プラント(図−1参照。)での処理性能検証、ケーススタディ計画や極小規模MBRの標準化等の検討・開発を行ってきました。

日本国内では、これまで数百〜数千m3/日規模の小規模処理場を中心に導入されてきました。多くの施設が今後再構築の時代を迎え、既設と同じものでなく、処理水質レベルの高度化や有効利用等の要求にも応えられるMBRが有効な選択肢のひとつと考えられます。

膜分離槽別置型MBRのシステム構成例

PMBR(パッケージ型膜分離活性汚泥法)

PMBRは、未普及地域解消のための分散型下水道システムを想定した、極小規模施設向けにパッケージ化されたMBRです。日本下水道事業団が開発したもので、当社は、PMBRで使用する膜の中で、浸漬型中空糸膜によるシステム構成、基本仕様等の検討・開発に参画しました。 また、当社はPMBRを日本で初めて導入した二戸市浄法寺浄化センターを施工(工期平成21年5月〜平成22年3月)し、同施設は平成22年3月31日に供用開始しています。

二戸市浄法寺浄化センターフローシート

二戸市浄法寺浄化センターフローシート

二戸市浄法寺浄化センター向け膜分離装置の概要

二戸市浄法寺浄化センター向け膜分離装置の概要

膜の仕様

項目 仕様
型式 浸漬型中空糸MF膜
材質 ポリフッ化ビニリデン(PVDF)
公称孔径 0.1μm
膜面積 25m2
膜モジュール寸法 Φ167mm×長さ2,264mm

PMBRの実施例

センター外観
センター外観

施設内
施設内


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