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機械式曝気・撹拌装置(DTA・DTC)

維持管理が容易で、省エネルギー。
様々な処理施設で活躍する曝気・撹拌装置。

DTA(機械式曝気・撹拌装置 ドラフトチューブエアレーター)

DTAはエアレーションタンクやオキシデーションディッチで使用される曝気装置です。
酸素供給と撹拌を独立して制御できることから運転の多様化が図れるとともに、大きな省エネルギー効果を発揮します。
また、維持管理が容易なことから全国の下水処理施設や農業集落排水処理施設を中心に数多くの実績を有しており、最近では深層型反応タンクにも適用されています。

構造と原理

駆動装置、インペラ、散気管およびドラフトチューブから構成されております。槽内の撹拌はインペラの回転で行い、回転数を調節することで最適な撹拌状態が得られます。
散気管から出た空気はインペラの回転により生じた下向流でせん断され微細気泡となるため、高い酸素溶解効率を実現しています。

また、散気管の位置が水深1〜2mと浅いため、ブロワの動力を小さくできます。

特長
  • 独立制御(デュアルコントロール)

    インペラと散気管の組み合わせにより、槽内の撹拌強度と酸素供給量をそれぞれ独立してコントロールすることができます。

  • 運転の多様化

    撹拌状態を維持したままで、空気を間欠供給できます。また、撹拌と空気供給の両方を間欠運転にすることができます。このことから様々な処理システムに適用することができます。

  • 省エネルギー

    非常に高い酸素溶解効率が得られるため曝気に必要な空気量を少なくできます。また散気水深が浅いのでブロワの動力が小さくてすみます。インペラは、槽容量や処理水量に応じて最適な送水量(回転数)に調節できるため無駄なエネルギーを節約できます。

  • 容易な維持管理

    メンテナンスは、槽上に設置した駆動装置のみで行えるため定期点検やオーバーホール時も槽内の水抜きは不要です。

DTC(槽上駆動式撹拌機 ドラフトチューブサーキュレーター)

特殊インペラとドラフトチューブを組み合わせた槽外駆動型撹拌装置で高度処理対応の下水処理施設における嫌気槽、無酸素槽の撹拌機として数多くの実績があります。

特長
  • 高い撹拌性能

    ドラフトチューブにより混合液を表層から槽底部へ移送するので、槽全体を均質に撹拌することができます。

  • 低動力・軽量

    • ・ドラフトチューブで流速エネルギーを槽底部へ無駄なく伝えるため、深層型や平面積の広い反応タンクにも低動力で対応できます。
    • ・高性能インペラの採用により、低動力で底部流速を確保できます。
  • 容易な維持管理

    槽上に設置した駆動装置、特殊インペラによるコンパクト化により維持管理性がさらに向上しました。定期点検やオーバーホール時も槽内の水抜きは不要です。
  • スカムの発生を抑制

    ドラフトチューブの吸込効果により、表面水を効果的に吸い込むことで、スカムを破砕し、発生を抑制します。

適用例

標準的な生物反応タンクをはじめ、様々な処理水槽に適用できます。

深層型反応タンクへの適用(DTA・DTC)
ドラフトチューブの下部を延長して深層型の水槽に適用します。
AO法、A2O法への適用(DTA・DTC)
窒素やリンを除去するために採用されるAO法やA2O法に対して、嫌気槽・無酸素槽にはDTCを、兼用槽・好気槽にはDTAを使用することができます。
生物担体法への適用(DTA・DTC)
生物担体との組み合わせによりシステムの効率化が図れ、処理施設の省スペース化につながります。
オキシデーションディッチ法への適用(DTA)

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