リン除去プロセスで低コスト・資源再利用を実現しました。
排水中のリンを固形物リン酸マグネシウムアンモニウムの粒状体(MAP)として回収するまったく新しい技術です。高い除去率を誇るこの技術は、従来よりも低コストです。また回収したMAPは肥料等の有用物として利用できます。

原理
PO43− + NH4+ + Mg2+ + 6H2O → MgNH4PO4・6H2O(MAP)
上記の化学反応式により、水中のリン酸イオンがアンモニウムイオンの存在下でマグネシウムイオンを加えることにより、リン酸マグネシウムアンモニウムの白色沈殿物(結晶)となり、系外に取り出せます。これが造粒脱リンプロセスの基本反応です。
プロセスフロー

プロセスフローは次のとおりです。
- 1.原水をMAP反応塔下部より連続注入します。
- 2.マグネシウム薬剤をMAP反応塔内に所定量注入します。
- 3.NaOH溶液などで塔内のpH調整を行います。
- 4.塔底部より空気を吹き込み塔内を撹拌混合します。
- 5.生成した微細結晶は塔内を流動しながら成長します。
- 6.塔下部より粒子を定期的に引き抜きます。
- 7.引き抜いた粒子の水切りを行います。
- 特長
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低コストのリン除去プロセスです。
安価なマグネシウムを用いるので、凝集沈殿法に比べてランニングコストが安くなります。また、凝集汚泥の処分費がかかりません。
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高いリン除去率(窒素成分も除去できます)。
リン酸性リンの除去率が高く、さらに原水中に溶存するアンモニア性窒素の一部を除去します。
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配管のMAPスケールを防止します。
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生成物は、粒状結晶で脱水設備が不要です。
生成物は、粒状結晶となり水分の分離性に優れ、吸水性がないので分離が容易です。
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生成物は肥料として有効利用できます。
生成物はリン酸、アンモニア、マグネシウムのバランスのとれた緩効性肥料等として有効利用できます。

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用途
「フォスニックス」は高濃度のリン、アンモニアを含む排水に適しています。
- 下水汚泥の嫌気消化脱離液
- し尿嫌気性消化脱離液
- メタン発酵脱離液
- し尿・浄化槽汚泥の固液分離液
- 下水消化汚泥
- 畜産廃水 など
