汚泥・廃液をスラリー状のまま酸化処理。
比較的低温で燃焼反応を得られます。
湿式酸化装置は、液中に溶解しているか、または懸濁している有機物類や還元性無機物を、高温高圧下、液相を保持した状態で酸化処理する方法です。大部分が水であるという廃液を処理するような場合、一般の焼却法では膨大な加熱のためのエネルギーを消費します。しかし湿式酸化法では系の加圧により、水分の蒸発が抑制されるとともに、水の触媒的作用によって比較的低い温度であっても燃焼反応を得ることができます。

エチレン廃ソーダ処理結果(at200℃)
| CODcr [mg/L] |
CODMn [mg/L] |
S2- [mg/L] |
Oil [mg/L] |
|
|---|---|---|---|---|
| 原 液 | 13,600 | 12,500 | 4,900 | 115 |
| 酸化液 | 1,180 | 220 | < 1 | 6.5 |
| 減少率 | 91.30% | 98.20% | 99.98% | 94.3% |
下水汚泥処理における脱水ケーキの性状
| 項目 | 最小値 | 平均値 | 最大値 |
|---|---|---|---|
| 含水率(%) | 35.3 | 40.0 | 44.6 |
| TS(%) | 55.4 | 55.0 | 64.7 |
| VTS(%) | 3.27 | 3.58 | 4.59 |
| TS/VTS(%) | 5.9 | 6.5 | 7.1 |
| 比重(−) | 1.4 | 1.5 | 1.6 |
- 特長
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スラリー状のまま処理可能
2〜8%の汚泥濃度であっても、ろ過助剤や外的熱源を用いることなく処理が可能
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運転管理が容易
装置の自動化により運転管理が容易
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NOx、SOxが発生しない
窒素や硫黄化合物は、アンモニアや硫酸イオンに転化されるため、NOx、SOxが発生しない
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脱水性の向上
汚泥は加水分解により基質が変化し脱水性が向上するため脱水操作が容易
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毒性物質を除去
生物学的に毒性のあるシアンやチオシアン化合物、フェノール類は分解または低分子化により生物処理が容易
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粉末活性炭を再生
曝気槽に粉末活性炭を添加し処理する装置において、活性炭を再生すると同時に余剰汚泥の分解処理が可能
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粉末活性炭の再生例

用途
- エチレン廃ソーダ処理装置
- カプロラクタム廃液処理装置
- アクリロニトリル廃液処理装置
- チオコール廃液処理装置
- 粉末活性炭再生処理装置
- 下水汚泥処理装置
- 生し尿処理装置
